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ケア Aria Pura 
24 5月 2016

どうして日本人は低体温になってしまったのか?  0

 前回、日本では昔に比べて低体温の人が増えているとお伝えしました。今回はどうして低体温の人が増えてきたのかをお話したいと思います。

 現在、日本人の平均体温は高い人で36.2〜36.3度と言われており多くの人が35度台の低体温になっている状態です。約50年前は36.8度あったとされているので0.7度も低くなっているのです。
 体温が1度下がると免疫力は30%以上低下すると言われているので、低体温がいかに体に影響があるかおわかりいただけると思います。体が冷えることにより血行が悪くなりあらゆる病気や体の不調につながっていきます。
 では、どうして低体温化してしまったのでしょうか? 日本人の体温が下がってしまった理由は以下のことが考えられます。
① たんぱく質不足 
 たんぱく質が不足すると熱を作り出す筋肉量が減少してしまう。
② 冷たい食べ物、糖分の食べ過ぎ
 冷たい食べ物や甘い食べ物は体を冷やしてしまう。
③ ミネラル・ビタミン不足
 人は食べ物からエネルギーや熱を作り出し、体温を保っています。体の中で糖質がエネルギーに変えるときに亜鉛・マグネシウム・鉄・などのミネラルとビタミンが必要になるので、不足すると熱を作り出せず体温が上がらなくなります。
④ 冷暖房などによる住環境の変化
 冷暖房完備による住環境の変化のより、体の体温を調節する機能が鈍くなってしまった。
⑤ 運動不足・筋肉量の低下
 生活の中で体を動かすことが少なくなった。体を動かすことが少なくなると筋力が低下してしまい、筋肉の中にある熱を発生させているミトコンドリアも減少してしまう。
⑥ ストレス
 ストレスが多いと血行不良がおこり低体温化してしまう。
⑦ ホルモンバランスの乱れ
 ホルモンバランスが乱れることで、自律神経が乱れてしまい、体温を上手に調整できなくなってしまう。
⑧ 便秘
 腸の働きがきちんと行われていないので基礎代謝が低くなり冷え性や低体温になってしまう。
⑨ 入浴習慣の変化
 最近の20代から30代のほとんどの人が年中シャワーで済ましている。湯船につからないので体が温まらず、血行が悪くなってしまう。湯船につかることで血液循環が良くなり疲れも取れて、リラックスでき自律神経のバランスも良くなる。
⑩ ダイエット
 食べないタイプのダイエットは栄養バランスが崩れてしまい、体温が上がらなくなってしまう。

いかがでしたでしょうか?
ご自身の生活習慣の中で心当たりはありませんか? もし、ありましたらぜひ改善なさってみてください。日頃の生活習慣を見直すことで健康な体と美しさを維持していきましょう。

ケア Aria Pura 
20 5月 2016

低体温の人が増えています!!  0

最近、低体温の人が大人や子供にも増えているってご存知ですか?
特に低体温で悩む女性が増えています。平熱が35度台、中には34度台という低体温の方もおられるそうです。低体温になると、血行が悪くなり新陳代謝も低下して、免疫力までも低下させてしまいます。美容はもちろんのこと、健康までもが損なわれ様々な病気になりやすくなります。アレルギー症状(花粉症など)や生活習慣病、婦人科疾患(更年期障害、生理不順、生理痛)にも繫がっていくと言われているそうです。やはり昔から言われているように『冷えは万病のもと』なんですね。

 約50年前の日本人の平均体温は36.8度あったとされていますが、現在では36.2〜36.3度、35度台の人が非常に多くなってきている現状です。健康な人の基礎体温は36.5度で新陳代謝も活発に働き、免疫力も高く保つことができるそうです。元気な人ほど体温が高いのかもしれませんね。
 私もたぶん低体温ではないかと思います。詳しく体温をこまめにはかったわけではないのですが、学生のころ35度台だったと記憶しています。そのせいで、保健室で微熱があっても平熱だからと保険室の先生から寝かせてもらえず辛い思いをしたことが何度もありました。今なら先生に低体温のことを説明できるのに(笑)
 外国人は寒いのになぜいつも半袖なのかと疑問に思ったことはありませんか? 欧米人は日本人よりも体温が高く平均体温が36.9度もあるそうです。それは筋肉量の違いからくるそうです。細胞の中にあるミトコンドリアが熱を発生させているので筋肉量が日本人よりも多い欧米人の方が体温が高いというわけです。日本では36〜36.5度が平熱だと考えられていますが、世界的には37度が平熱なんだそうです。水銀の温度計の37度は赤字でしたがあれは平熱の表示だったのですね。たぶん私を含めほとんどの人はここから熱があるという表示だと思っていたのではないでしょうか(笑)
 では、どうして日本人は低体温になってしまったのでしょうか。次回はそのことについてお伝えしたいと思います。

ネイル Aria Pura 
18 5月 2016

【巻き爪は治るのか?】  0

先日、顧客様のお友達が巻き爪に悩んでいらっしゃるというお話をお聞きしました。お若い方でもお悩みの方がいらっしゃるのかと思い、巻き爪について少しお伝えできればと思います。
 
 巻き爪の原因としては5つほどあげられます。
① 爪の切り方
 不適切なネイルカットは巻き爪を促進させてしまいます。多いのは深爪です。足の爪の理想の長さは指の肉くらいまでの長さです。爪の形はできるだけスクエアに残しましょう。角を切りすぎると爪が食い込む原因となり余計に巻いてしまいます。
② 靴
 足に合っていない靴を履いていて爪に圧力がかかっている。小さい靴も大きすぎる靴もいけません。自分の足の形に合った適正な靴を履きましょう。特に女性はパンプスやヒールなどの先の狭くなった靴を履くことが多いのでより注意が必要です。
③ 加齢
 高齢になればなるほど、体の中にある水分は少なくなってきます。爪も同様で加齢により水分が届きにくくなり硬くなります。さらに爪も分厚くなってきます。爪は乾燥すると縮んでしまうので、爪の下層の柔らかい部分を巻き込んで巻き爪になるということです。そして、高齢になって歩かなくなると足の裏からの圧力が加わらなくなり巻いてくることもあります。寝たきりの方に巻き爪が多いのはそのせいです。

④ 運動
 健康のためや趣味でしている運動にも原因がある場合があります。足の爪に負担をかけた、靴を履いてやる運動にも注意が必要ですかもしれません。走ったり、止まったりを繰り返すスポーツには特に気を付けていただきたいです。
⑤ 遺伝
 遺伝で必ずしもなるとは言えませんが、巻き爪になりやすい爪の形がたまたま遺伝する場合があります。ご両親が巻き爪になられている方は将来、巻き爪になるかもしれません。しかし、巻き爪にならないように予防していればならない場合もありますので神経質になることはありません。

 以上の原因をクリアすればすぐに治る場合もあります。しかし、重度の巻き爪の場合はサロンで巻き爪矯正をしたり、病院での治療が必要な場合もあります。症状が軽度なうちに対処していくのがおすすめです。当サロンでも巻き爪矯正メニューがございますのでお気軽にご相談くださいませ。

ネイル Aria Pura 
16 5月 2016

【マニキュア爪は痛むのか?】  0

最近、フットケアでご来店されるお客様の多くはペディキュアをして帰られます。どんなカラーにするのか、どんなアートをしようかと考えるのが楽しい季節になりました。サンダルシーズンが始まる前にサロンでフットケアをして綺麗にお手入れをされてから、ご自分でペディキュアもされる方も少ないですがおられます。
 先日、そんなお客様に『マニキュアって痛むのですか?』と聞かれたので、今日はそのことについてお話ししようと思います。

 長時間マニキュアを塗っていると爪に負担がかかり、爪が痛んでしまうのではないかと思われている方は多いと思います。でも実は、マニキュアを長時間塗っているよりも、頻繁に除光液を使うほうが爪にはかなりダメージが大きいのです。頻繁に除光液を使うことにより爪の潤いはがなくなり乾燥が激しくなります。極度に安価な製品の使用や過度な除光液の使用、マニキュアをオフするやり方が間違っていたりするとさらに悪化します。
 
 除光液の使用頻度は週に1度が理想です。爪の成長を考慮して1週間ごとのお手入れで塗り替えてください。マニキュアをオフするさいにも注意が必要です。ティッシュペーパーを使うのはNGです。必ずコットンを使用してください。除光液には揮発成分が入っているので、コットンに除光液をしみこませることで蒸発を防ぎ、効率も良くオフすることができ爪の負担も少なくて済みます。決してゴシゴシと力を入れないようにしてください。除光液をたっぷり含ませたコットンをしばらく爪の上に乗せて、マニキュアが解け始めるまで少し待ってから一気にオフしてください。爪のサイドに残った細かい部分は綿棒を使ってもいいと思います。
 マニキュアのオフが終わっても安心してはいけません。必ず、手洗いをして除光液が残らないようにしてください。そして、十分な保湿を忘れないでください。

 ご自分でペディキュアをされる方は参考にしてみてください。

ケア Aria Pura 
14 5月 2016

【新陳代謝を上げる7つの食べ物】  0

新陳代謝全体の7割が基礎代謝であると以前にお話しさせていただきましたが、その基礎代謝を上げてくれる食べ物についてお伝えしたいと思います。

 新陳代謝のピークは20歳前後と言われています。つまり、20歳を過ぎてくると個人差はありますが、徐々に新陳代謝が低下していき老化していきます。そして、女性は35歳前後から基礎代謝が減少していき、その頃からなんとなく疲れが取れなかったり、イライラしたり、太りやすくなったりと感じてくるというわけです。このような症状が出てくるのは基礎代謝の減少が原因かもしれません。新陳代謝が低下すると体の古い細胞が多くなり、体のいろんな機能が低下していきます。体の機能が低下すれば消費されるエネルギーも少なくなくなってしまうので、若い頃の食習慣を続けていたら太ってしまうのです。

 毎日の食生活の中で基礎代謝を上げていくことができれば、安定的に代謝率を維持していくことができます。普段の食生活の中で割と簡単に取り入れられるものをご紹介していきます。

① トマト
 トマトに含まれるリコピンは脂肪をつきにくくする作用と睡眠中に分泌される成長ホルモンを促進します。さらに、トマトに含まれるクエン酸は糖質の代謝を促す作用があります。
② ブロッコリー
 ビタミンCとカルシウムがとても多く含まれています。カルシウムは代謝を上げる働きがあり、ビタミンはカロリーの消費をより速めて効率よく燃焼してくれます。
③ 豆腐、納豆などの豆類
 代謝を上げるには筋肉をつけるのが大切ですが、豆類は筋肉に必要な高たんぱくが豊富に含まれています。そして低カロリーなのが嬉しいですね。
④ 生姜
生姜には身体を温める効果があるので血行促進につながります。血行が促進されることにより、体の隅々までしっかりと血液が届くので代謝を上げてくれます。さらに、体の細胞を傷つけて老化させる活性酵素を除去する抗酸化作用もあるのでおすすめです。
⑤ 唐辛子
 辛い食べ物が苦手な方にはおすすめできないかもしれませんが、こちらも新陳代謝を上げる代表的なものになります。生姜と同じく血行促進に効果があり、運動をしなくても脂肪を燃焼させてくれます。
⑥ ヨーグルト
 たんぱく質、カルシウムが豊富に含まれており、代謝を上げるための筋肉の増加につながります。また、整腸作用が高いので腸の働きが良くなることで体に必要な栄養素をしっかりと吸収することができます。
⑦ アーモンド
 成長を促進させる働きがあるビタミンB2を多く含んでおり、細胞を傷つける活性酵素を抑える抗酸化作用のあるビタミンEも多いので食べていただきたいものになります。ただ、高カロリーな食べ物になりますので食べすぎに注意が必要です。

 いかがでしたでしょうか? 毎日の食生活の中で少しづつ取り入れていただければと思います。