爪には体のあらゆる症状が現れると言われています。

 爪に異常を感じたときは、病気を教えてくれているサインかもしれません。目で見てはっきりと色で判別できるものもありますので、いつもと違う症状や異変が見られた時には病院に行っていただき、診察を受けてください。何科に行けばよいかわからない方も多いと思いますが、まず皮膚科を受診してください。その理由は、爪は皮膚の延長上のものと考えられているからです。

 爪に現れる症状は色々な病気の前触れかもしれません。常日頃から爪の状態を見るのも健康管理の一つになると思います。まずは爪の色、そして形を見てください。

 爪がピンク色の場合は皮下の血管が透けて見える健康な爪です。白濁していれば肝硬変や慢性腎不全、糖尿病の可能性があります。濃褐色の場合は肝臓病、血管の病気、ホルモンの病気、薬の副作用の疑いがあります。黄白色では水虫、新陳代謝の低下、気管や甲状腺疾患の可能性。その他にも青紫では肺疾患や心疾患の疑い、青白い場合は貧血、赤色では多血症、緑色は緑膿菌感染の可能性があります。

 爪の形にも変化が現れる場合があります。爪が割れやすい、かけやすいなどの症状がさらに進むと、爪にへこみができてスプーンのような爪になることもあります。重度の貧血状態かもしれません。女性では子宮筋腫や子宮内膜症などの病気や生理時の出血が多いときにもあらわれます。爪の真ん中が盛り上がり指先を覆うような症状のばち爪などもあります。

 爪にあらわれる色々な症状はもしかしたら体の不調を訴えているかもしれません。常日頃から爪の状態を見ておくのも健康管理の一つとして知っていただけたらと思います。