最近、フットケアでご来店されるお客様の多くはペディキュアをして帰られます。どんなカラーにするのか、どんなアートをしようかと考えるのが楽しい季節になりました。サンダルシーズンが始まる前にサロンでフットケアをして綺麗にお手入れをされてから、ご自分でペディキュアもされる方も少ないですがおられます。
先日、そんなお客様に『マニキュアって痛むのですか?』と聞かれたので、今日はそのことについてお話ししようと思います。
長時間マニキュアを塗っていると爪に負担がかかり、爪が痛んでしまうのではないかと思われている方は多いと思います。でも実は、マニキュアを長時間塗っているよりも、頻繁に除光液を使うほうが爪にはかなりダメージが大きいのです。頻繁に除光液を使うことにより爪の潤いはがなくなり乾燥が激しくなります。極度に安価な製品の使用や過度な除光液の使用、マニキュアをオフするやり方が間違っていたりするとさらに悪化します。
除光液の使用頻度は週に1度が理想です。爪の成長を考慮して1週間ごとのお手入れで塗り替えてください。マニキュアをオフするさいにも注意が必要です。ティッシュペーパーを使うのはNGです。必ずコットンを使用してください。除光液には揮発成分が入っているので、コットンに除光液をしみこませることで蒸発を防ぎ、効率も良くオフすることができ爪の負担も少なくて済みます。決してゴシゴシと力を入れないようにしてください。除光液をたっぷり含ませたコットンをしばらく爪の上に乗せて、マニキュアが解け始めるまで少し待ってから一気にオフしてください。爪のサイドに残った細かい部分は綿棒を使ってもいいと思います。
マニキュアのオフが終わっても安心してはいけません。必ず、手洗いをして除光液が残らないようにしてください。そして、十分な保湿を忘れないでください。
ご自分でペディキュアをされる方は参考にしてみてください。