先日、顧客様のお友達が巻き爪に悩んでいらっしゃるというお話をお聞きしました。お若い方でもお悩みの方がいらっしゃるのかと思い、巻き爪について少しお伝えできればと思います。
巻き爪の原因としては5つほどあげられます。
① 爪の切り方
不適切なネイルカットは巻き爪を促進させてしまいます。多いのは深爪です。足の爪の理想の長さは指の肉くらいまでの長さです。爪の形はできるだけスクエアに残しましょう。角を切りすぎると爪が食い込む原因となり余計に巻いてしまいます。
② 靴
足に合っていない靴を履いていて爪に圧力がかかっている。小さい靴も大きすぎる靴もいけません。自分の足の形に合った適正な靴を履きましょう。特に女性はパンプスやヒールなどの先の狭くなった靴を履くことが多いのでより注意が必要です。
③ 加齢
高齢になればなるほど、体の中にある水分は少なくなってきます。爪も同様で加齢により水分が届きにくくなり硬くなります。さらに爪も分厚くなってきます。爪は乾燥すると縮んでしまうので、爪の下層の柔らかい部分を巻き込んで巻き爪になるということです。そして、高齢になって歩かなくなると足の裏からの圧力が加わらなくなり巻いてくることもあります。寝たきりの方に巻き爪が多いのはそのせいです。
④ 運動
健康のためや趣味でしている運動にも原因がある場合があります。足の爪に負担をかけた、靴を履いてやる運動にも注意が必要ですかもしれません。走ったり、止まったりを繰り返すスポーツには特に気を付けていただきたいです。
⑤ 遺伝
遺伝で必ずしもなるとは言えませんが、巻き爪になりやすい爪の形がたまたま遺伝する場合があります。ご両親が巻き爪になられている方は将来、巻き爪になるかもしれません。しかし、巻き爪にならないように予防していればならない場合もありますので神経質になることはありません。
以上の原因をクリアすればすぐに治る場合もあります。しかし、重度の巻き爪の場合はサロンで巻き爪矯正をしたり、病院での治療が必要な場合もあります。症状が軽度なうちに対処していくのがおすすめです。当サロンでも巻き爪矯正メニューがございますのでお気軽にご相談くださいませ。