サンダルの季節になると慌ててケアに来られるお客様が毎年いらっしゃいます(笑)お客さまによっては角質が溜まってカチカチになって、痛みまで出ている場合も。そのたびに、もう少し早めにお手入れしていただけたらなぁと思ってしまいます。
ネイルサロンではフットケアとペディキュアを同時にされる方が多いのですが、1年を通してケアされる方も最近は増加しています。それはネイルサロンが身近になったことや美意識の高い人が増えたこと、ジェルネイルが一般的になったことなどがあげられるでしょう。ネイルサロンがまだ珍しかったころは夏限定のメニューかというくらいだったのですが(笑) どちらにしても足元を綺麗にしてくださる方が男女ともに増えてきたのは喜ばしいことです。
みなさんはどのくらいの頻度で足のお手入れをされていますでしょうか? 月に1度? それとも足を出す季節だけ? 爪が伸びてきたとき? どのタイミングでケアするのか悩みますよね。まず、爪のお手入れは大体の方が爪の伸びた状態で判断されると思います。では保湿ケアはどうでしょうか? ちなみに私は乾燥肌ですので年中しています。ただ、季節ごとに使用する保湿剤は変えています。夏ならべたつかないさらりとしたもの、冬なら濃厚で保湿力が強いものという感じです。
一番わかりづらいのが角質ケアではないでしょうか? 角質は溜まり方に個人差があるので一概には言えない部分もありますが、サロンでは1ヶ月から2ヶ月くらいをめどに見させていただき、その都度、必要であればフットケアのコースに角質ケアをプラスさせていただいています。溜まりやすい方には定期的に、溜まりにくい方には角質ケアはなしということになります。
ご自宅で足裏のやすり(ファイル)をご利用になられる場合は、角質の溜まり具合ややすりの質にもよりますが、週に1〜2回を目安としていただき、角質が取れてきたらファイルの使用頻度を下げていくのがいいでしょう。ご自宅でする場合は削りすぎてしまう傾向がありますので十分に注意が必要です。
角質を除去した後は必ず保湿を忘れずにしてくださいね。特にかかとは皮脂腺がないので乾燥しやすい場所です。古い角質がなくなり新しく柔らかい皮膚はとてもデリケートです。保湿をすることにより角質も溜まりにくくなりますので忘れないようにしてください。そして、できれば靴下の着用もおすすめ致します。靴下をはくことにより乾燥、摩擦、圧迫が減るので角質が厚くなるのを防いでくれます。
日頃からお風呂に入る時などに足裏もチェックして見ていただき、2ヶ月に一度くらいはサロンでお手入れしてみてください。とても清潔な足になり、爪の形もきれいに整えられ、ペデキュアも映えて美しい足元になりますので、ぜひ一度お試しくださいませ。